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2010-12
SA-77 SILPHEED
PLUM
1/100 Plastic injection kit

遠い昔は PC-88SR で初出、そしてメガCDで一気に花開いたゲーム、シルフィードの自機がキット化されたので早速作成して見ました。
(ちなみに XBOX 360 版最新作は撃墜されるより、敵艦にぶつかって死にまくりで途中で投げてしまったヘタレです・・・)

このキットは PLUM さんという新興のメーカーさんから発売されているようです。
一瞬、ビックバイパーの悪夢が頭をよぎりましたが、キットの出来は非常に良く、複雑怪奇な元のイメージを完全に再現していると思います。
はっきり言って「格好良い」です。

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カラーリングは、同時に作成していたスツーカ、A-10 のパターンを参考にしながら大好きな赤もワンポイントでいれつつ仕上げてみました。

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適当に塗り分けただけでこの格好の良さって凄いと思います。
この PLUM というメーカーさんからは他にもゲームに登場する機体等が出るようですので期待しております。
というか、R-TYPE か、イメージファイトが出てくれると非常に嬉しい。
沢山売れていると良いのですが、PLUM さんには末永く新作を出していただきたく。

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作成に当たっては、特殊で複雑な形をしているのに加え、接着剤不要のハメコミ構成になっている為、予想だにしなかった部分に力が加わり、エナメル割れする事があるので、作成にはダボ切り等、十分な対策が必要かと。

それにしても格好良いなぁ。
自分で作成しておきながら言うのもなんですが、本当に良いです。

今回、折角なので3機とも同じような黄橙色のラインをいれて、閣下仕様にしてみましたが、これはこれで面白かったです。
A-10とシルフィードのラインは、ハセガワのフィニッシュマスターを使っていますので、飽きたらはがすのも有りでしょうか(塗膜が持って行かれる危険性もありますが・・・)

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2010-12
A-10 Thunderblot II
TAMIYA
1/72 Plastic injection kit

タミヤから販売されているイタレリ製のキットで、A-10です。
スツーカを作ったので、ついでとばかりにルーデル閣下が顧問として開発に参加したという A-10 も作成しました。

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三機も同時に進行していたので、指定色通りに塗るのもいささか飽きており、スツーカと似たようにカラーパターンにしたら面白くないかなと思い、色々とやってみましたが、センスが今ひとつだったようで・・・

でも、まぁ、本当にかなりばらばら状態のキットで作りにくくはあったものの、出来上がってみればかなり格好良く、雰囲気もでているではないでしょうか。

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キャノピーが合わせがうまく行ってなかったり、ノーズに入れたウェイトが足りなくてウィリーしたり失敗も多かったのですが、作成自体はとても楽しめました。

作るのは凄く面倒だった爆装も、装着するとやはり雰囲気が出ます。
A-10 はかなり好きな飛行機なので、次回はハセガワ製のでも作成してみようとかなと。

それにしても、爆撃機は場所を取ります。
陳列スペースを一気に奪われてしまった感じで困ったなぁと。

2010-12

Ju-87 G-2 SYUKA
TAMIYA
1/72 Plastic injection kit

タミヤから販売されているイタレリ製のキットで、スツーカです。
シルフィードを塗装する作例を探している途中で、ルーデル閣下の記事を久々に読んでいたら作りたくなって来たので勢いで一つ作成してみました。
実際には A-10 と シルフィードと同時に3機作成していた訳ですが・・・

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昨今のスケールモデルのキットの値上がりの中、800円弱で買えるのはこのヲーバードシリーズの良い所ではないでしょうか。
形もまずまずで、意外なお気に入りの一つになりました。
ルーデル閣下の機体はマーキングが派手なので非常に見栄が良く、作っていても楽しいです。

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今回茶系の部分に使用したオリーウドラブがつや消しだったのと、デカールを貼る前に磨くのを忘れた為、大判でデカールのシルバリングに苦しみました。
何度やれば事前に処理を忘れないで済むのかと・・・

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キャノピーの格子はさすがにウンザリする程枠だらけで、最後はちょっと手抜き気味で仕上げてしまいましたが、なかなか楽しいキットでございました。

それにしても、箱の完成写真と説明書の色指定が結構違っていてどっちに合わせてよいやらという状態でした。
機体下面の色とか青系の指定だけど、箱の写真、どうみても白系のように見えるし・・・

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2010/10
SenSei or Bancyou (private version)
remodeled Figma

折角バイクを作成したので、一緒に並べられる人形を作成しました。
例に寄って、Figma をちょこっと組み合わせ&小改造です。
兎に角、Figma は素体として非常に素晴らしく楽しませてもらっています。
時間をかけずに楽しめるのが特に良い。

本当は以前に作成したセンセーの胴体だけすげ替えでいいかなと思っていたのですが、関節を確保する為に購入してきたデッドマスターの顔造形が非常に可愛らしく良く出来ていたので、ついでにこちらもでっち上げてしまいました。

remodeled FigmaEOS Kiss x4 with AF 17-50mm f2.8 HSM DC EX OS

先生の方は髪の毛をより白っぽく塗り直したのですが、手を抜いて筆塗りしたらムラムラになってしまいました。まぁ、良しとして放置しておりますが・・・この適当さ加減よ・・・次に手を入れる時に直したいと思います。
また、ボディの方は基本的に塗り替えただけですが、背面が前掛けのようになっていますので、コレが自然につながるようにパテで埋めたりはしています。
(シロウのボディを使っています。もう一個位確保しておけばよかった)

デッドマスターの方は、角がついていたのでこれを取り去り、穴埋め&整形&塗装を行っています。セイバーのボディを使っていますが、首が太く、色があいが違いすぎたため、デッドマスター本体の足首を切断し、首パーツとして加工して接続しています。これで太さと色の問題は両方解決。
元のボディも可愛らしくよかったのですが、いかんせん、前腕パーツが細すぎ、合う手首が見当たらなかったため、こちらのボディを使っています。
これはこれで個人的には良いかなと。

remodeled FigmaEOS Kiss x4 with EF-S 60mm F2.8 Macro USM remodeled FigmaEOS Kiss x4 with EF-S 60mm F2.8 Macro USM remodeled FigmaEOS Kiss x4 with EF-S 60mm F2.8 Macro USM

こんな感じで並べて飾ろうかなと思っており、ちまちまとネタ集めをしていました。
赤いのは以前に作ったおねいさんです。
いや、ホントお気楽に工作できて良いです。Figma は。

remodeled FigmaEOS Kiss x4 with EF-S 60mm F2.8 Macro USM remodeled FigmaEOS Kiss x4 with EF-S 60mm F2.8 Macro USM remodeled FigmaEOS Kiss x4 with EF-S 60mm F2.8 Macro USM

次はヘルメットや小物を作成しようかなと画策中。
まだまだ楽しめそうです。

 

2010-10
YAMAHA SRX-6
TAMIYA
1/12 Plastic injection kit

何故か、夏頃から昔乗っていたバイクを作りたくなり作成を開始した、バイク模型の2つ目です。
たしか5〜6年乗っていた YAMAHA SRX です。
実際に乗っていたのは 400cc のモデルで実際の模型とは異なるのですが、それほど大きな違いもないようですし、400cc だと思って作成しました。

模型自体は別のエントリで記載した Super Four に比べて格段に作りやすい模型でした。
さすがはタミヤです。
程々に押さえたパーツ構成といい、うまい省略といい、バイクモデルに馴れていない私でも普通に作れてしまいます。
尚、先のエントリでも書きましたが、ディスクブレーキを開孔した意外は素組です。
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兎に角、組み上げが進めば進む程、格好良くなっていき、最後に完成するとそれはもう素晴らしい造形となります。
が、ライトの向きが上を向いていたり、前輪のパターンが逆になっていたりとミスも多く、ヘッドライトは修正出来たものの、前輪のパターンは修正不可でした・・・これは見なかった事にします。
某掲示板でご指摘いただいた皆様に多謝。
意外に気がつかないので人の目というのは助かります。
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残念な事に、今年、再販されたものとは違い、10年以上寝かされていた古い商品を作成したため、付属のデカールが著しく劣化しており、なんとか計器類(それでも破れて汚くなってしまいました)と、ナンバープレートのみ救出。それ以外はコナゴナでした。
ですので、その他のロゴマークも入っていませんが、逆にこの方が美しくし上がった塗装を見せられて良かったのかもしれません。
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兎に角、気合いを入れて作成しただけあって、我ながらうまく出来た部類だと思います。
おくさんも、カタログの写真みたいだねと言ってくれたので、まずまずの成功ではないでしょうか。
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実質10数年振りのバイクモデルでしたが、非常に楽しく作成出来ました。
これを機に、またバイクモデルもちょくちょく作成していきたいと思います。
いや、実に良いです。

 

2010-10
HONDA CB 400 Super Four
AOSHIMA
1/12 Plastic injection kit

何故か、夏頃から昔乗っていたバイクを作りたくなり作成を開始しました。
1/35 MM のバイクを作ったのを除けば(あちらは完成していませんが・・・)、実に10年以上振りにバイクのキットを作成した事になります。

本当であれば、SUZUKI RG250 Γ も合わせて作成したかったのですが、タミヤのは何処にも置いて無く、アオシマのは各種ゲーブルをゴムパーツで再現等となっており、こちらは買ってみたものの、そのまま箱を閉じてしまいました・・・

そんな訳で、入手出来た作れそうなキット、HONDA CB 400 Super Four と YAMAHA SRX-6 を作り始めました。こちらのエントリは HONDA CB 400 Super Four の記事となります。
例によって同じジャンルの模型は同時にいくつか作成した方が効率がよいのでそのように作業を進めております。

基本的にキットはあまり改造しない人ですので、最小限の工作で進めます。ただ、今回どうしても手を入れたかったポイントが有り、それはディスクブレーキの開口です。
スミ入れだけで済ますのも有りだったのですが、やはりここは開いていないと落ち着かないため、ここだけはがんばって孔空けを頑張りました。

そして、Super Four のキットで唖然とするのがヒケの多さです。
しかも修正が難しいモールドのど真ん中とか、タンク側面の複雑な曲面のど真ん中とか容赦がありません。最初はまじめに処理をしようとしていたのですが、この処理のせいでモチベーションは下がる一方、作業も一向に進まない状態になり、なんと1ヶ月以上も何も進みませんでした。やる気が出ないというのは実に困ります。
Exif_JPEG_PICTURE Exif_JPEG_PICTURE

で、一向に完成が見えないため、これを打開すべく、ヒケは諦めました。
すべて見なかった事にしてパーツのゲート処理等を済ませてどんどん塗装します。
メッキシルバー、ガンクローム、8番シルバー、後自前で調色したアルミぽいシルバー(しかし思った色はでなかった)を使いました。
クレオスの磨いて色を出す物も非常に良い仕上がりになるとの事でしたが、試し塗りした所、磨いた後に触るとぺたぺた指についたり指紋が残ったり剝げて来たりと、制作後も他の模型と並べて写真を撮る為に取り出したりするので、あまり向いてないなと思い、今回は使用しませんでした。
IMG_0459 EOS Kiss x4 with EF-S 60mm F2.8 Macro USM

最後に基本塗装したパーツを説明書の順に、スミ入れや細部塗装をしながら組み上げて行きます。
少しずつ形になっていくこの工程がバイクモデル作成で一番楽しい時間です。
格好良く、美しく出来上がって行きます。
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そして完成したのが HONDA CB 400 Super Four です。
納車後、1ヶ月弱で廃車にしたあげく骨まで折った思い出のバイクです。
当時、ホンダのロゴが、エンブレムじゃなくてシール(プリント?)だった事が猛烈にいやだったらしく、購入後1週間で「4フォアの黄色で塗り直してくれ」と無茶を言い、仕上がって来て喜び勇んで千葉の某湖に走りにいったら派手に逝きました。
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そんな訳で、シールやらプリントやらはすべて無い、過去の私の所有車仕様です。
というか、今見ると限りなく族車っぽい雰囲気・・・若いってすごいなと作りながら思いました。
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実は 4Four が欲しくて欲しくて手に入らないので、似たネーミングのこれを買った訳で、模型として作るなら 4Four の方が良かったのかもしれません。
と、作った後に思いました。
いやぁ、実車の思い出有りって、以外に作りにくいです。
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キットの方は、バリやらヒケやらがちゃんと処理出来れば、素晴らしい造形だと思います。
ただ、添付のビニールコードがちょっと、というか、かなり太めなので気になる場合は細い物に交換した方が良いかと思います。
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何故か、この模型を撮る時だけ、メッキシルバーの輝きがくすんで撮れるのですが、派手な黄色が自動調整に悪い影響を与えているような気もします。
実物はもう少しおもちゃっぽくないのですが・・・

ともあれ、良いキットを割と格好良く完成させられて満足でございます。
久々に模型が完成しました。

2010-06
KONAMI
Busou Shinki (Remodeling)
part 5.

数年ぶりに武装神姫を弄りました。
好き勝手に作ったり塗ったりするのは実に楽しい作業でした。

以前に作ったパーツと組み合わせられるよう、色味を合わせたかったのですが、ガイアのブライトレッドが切れてしまい有り合わせの赤で塗ってしまいとても残念。

細かく塗り分けるとそれなりに見えるのが不思議です。

パーツは主にガンプラから拝借。
ガンダム00シリーズは本当に良いデザインのパーツが多く、こういう用途にはぴったりです。
最初は、兎に角、大きなクローを持たせたく作り始めました。
クローはプラ板の箱組です。

背中なのネジ穴等を埋め、パイルバンカー等も簡単に自作し、実に好き勝手に楽しませてもらいました。

素体が後少しだけ残っているので、もう一体くらいは作れそうですが・・・

2010-06
HAYABUSA MUSES-C
AOSHINA
1/32 Plastic injection kit

2010/06/13 地球に帰還しそして燃え尽きた、はやぶさです。
アオシマから地球帰還に合わせてキットがリリースされたため作成しました。
完成したのは突入2時間程前で、はやぶさの帰還にぎりぎり間に合いました。
はやぶさについては長らくその動向をチェックしていたので、いざ消滅となると感無量です。
とりあえず、お帰りなさい。
そしてお疲れさまでした。
偉大な無人探査機でした。

はやぶさ (HAYABUSA MUSES-C)-01はやぶさ (HAYABUSA MUSES-C)-02

キットは組み立てだけなら1時間程度、金属箔の張込み等作り込みをしなかった事もあり塗装も入れて8時間程度で完成しています。
仕事が大変忙しい時期で、8時間の時間を確保するのに難儀しました。

はやぶさ (HAYABUSA MUSES-C)-05はやぶさ (HAYABUSA MUSES-C)-06

ゴールドやシルバーで丁寧に塗り分けていくと、非常に美しい模型が出来上がります。
なんともいえない機能美があります。

はやぶさ (HAYABUSA MUSES-C)-03はやぶさ (HAYABUSA MUSES-C)-04

時間がなかった事もあり、太陽電池裏等の細部塗装は省略しましたが、完全な素組でも非常に良い出来です。
ちょっと本体色のゴールドの赤みが強すぎるのが悔やまれますが、シルバーの上にクリアブルーで強弱つけつつ塗装した太陽電池等、見ていて飽きがこない。
作った後もいろいろ眺めて楽しんでおります。

2010-05
KONAMI
Busou Shinki (Remodeling)
part 4+.

2年ぶりに武装神姫を弄ってみようと思ったのですが何をすればよかったか、すっかり忘れていたので昔作ったモノを引っぱり出して、組み替えたりしつつ遊んでみました。
組み替え遊びが出来るのも、武装神姫ならではです。

パーツを同じ色調で作っておけば組み替えても違和感無し。
赤黒黄色が大好きなので、基本、この色でパーツを塗ります。
他の模型もこの色で塗ります。
赤好きなんだよな。

そして、part 5 用の素材を幾つか物色中。
なかなか良いパーツが見つかりませんがそこはまぁ、適当にやってみるつもりです。

久々に弄る武装神姫は楽しい。

2010/05
KUMA
ATLAS Persona 4
Garage kit (Color Resin)

トレジャーフェスタにて aka-ao さんから購入した、大好きなゲーム、ペルソナ4の中でも一番好きなキャラ、クマを作りました。
クマラブ。

製品自体はカラーレジンを用いたもので、大きさの割に非常に細かく分割されており、私のように塗装する人間とっては地獄のような分割です。
カラーレジンで無ければ4パーツ位で住みそうですが、時代の流れでしょう。
しかし、分割が多すぎてよけいに作るのが大変になっているような気がしないでもありません・・・

分割されたパーツを無くさないように気を配りつつ、筆塗りで塗装しました。
目に貼るシールが添付されていたのですが、てっきりデカールだと思い、水に浸した所、溶けてしまいました・・・。
よく見ると、台紙をはがして貼ることの出来るシールだったようです。要注意。
後は多少すり合せをしておけば問題ありません。
大変可愛いクマが手に入りました。

ちょっと角度を変えるだけで、色々と表情が違って見えます。
造形がとても良いので色々な角度から見ても良くまとまっています。

大きさは 3cm 位と非常に小さいのですが、本当に出来が良いので接写しても奇麗に写せます。
いや、本当に良いキットでございました。
完成したクマを堪能しております。